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5 . 12 金
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5 . 28 日
IWAKAN Magazine 6th EXHIBITION −男性制− 展覧会
- 開催場所
- Gallery -1(東京新宿)
- カテゴリー
- 展示会・POPUP・スタジオ
- #コミュニティ
- #IWAKAN
Gallery -1(東京新宿)では、2023年5月12日から5月28日まで、IWAKAN Magazineによる「IWAKAN Magazine 6th EXHIBITION −男性制−」展を開催します。本展では5月10日に発売される最新号『IWAKAN Volume 06 特集 男性制』に収録された、アートワークの数々、原画、会場でしか見ることのできない映像作品などを展示、販売いたします。また、会場にて最新号を閲覧、購入可能です。どうぞご期待ください。
男性性、いわゆる「男らしさ」は、この社会を動かすあらゆるシステムに染み付いている概念です。SNSでも話題となった「デートでは男性が 奢るべき」といった議論に垣間見えるように、家父長制に 代表される男性優位なシステムに基づく日本では、いまだに男性の性別役割や「男らしさ」のルールが強く根を張っています。今号はジェンダー平等な社会の実現にとって足枷となっている男女二元論や家父長制に基づく「男らしさ」の存在に意識を向け、固定化された男性性のイメージやプレッシャーから解き放たれるための議論を目指します。この錆びつき、固定化された「男らしさ」に違和感を問いかける作品たちと共に、進化する時代と社会の中で新たな男性性を探求したいと思います。
参加アーティスト / Participating artists
- Jacques Merle(ジャック・メルル)
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- パリを拠点に活動するビジュアルアーティスト。人間と幻想的な風景を対照的に描くポートレート作品を中心に制作している。デュプレ応用美術大学在学中に刺繍と絵画に出会い、彼にとって初となるプロジェクト『des.jacqueries』を立ち上げた。このプロジェクトは、彼の持つ潜在的な世界と視覚的な物語(ビジュアルストーリーテリング)を形に残すため制作された。彼の自由で、どこか素朴なユニークな描き方は、少年が成熟していく過程における感情の位置づけを、非常に繊細に問いかけている。メルルの絵画は、少年的でありながら思索的で、まるでノスタルジックな夢のコレクションのようである。
- Instagram : https://www.instagram.com/des.jacqueries/
- 寺田健人
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- 1991年沖縄県生まれ。 社会が作り出した「性」や「生まれ」に関する諸規範によって人々の行動・思考が決定されていく生政治に関心を持ち、ラディカル・フェミニズムが生み出した「個人的なことは政治的なこと」の実践として、主にパフォーマンスと写真を軸にして制作を行なっている。 現在、東京藝術大学 美術学部先端芸術表現科 教育研究助手、京都芸術大学通信教育部美術科写真コース 業務担当非常勤講師。
- HP : https://kentoterada.myportfolio.com/cv
- 小寺創太
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- 1996年東京都生まれ。2021年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。自分の身体を展示する形式「いる派」を標榜する。最近の展覧会に『回顧展』(Gallery10[TOH])、『界面体』(CON_)『ストーンテープ~見たら呪われる展示~』(PARA)、『調教都市』(Token Art Center)、『野山のなげき』(Room_412)などがある。
- HP : https://sotakodera.myportfolio.com/
- Nelson Hor(ネルソン・ホー)
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- 東京を拠点に活動するマレーシア人アーティスト。多摩美術大学日本画専攻を卒業。手紙や岩絵具を使い、メンタルヘルスやLGBTQ+に対する差別など、現代社会に関連する問題を記録している。自分の作品を「エンパシーを映し出す鏡」と捉え、作品を通してアーティストとオーディエンスの双方に新たな発見、感動とつながりをもたらすべく制作を行っている。
- Instagram : https://www.instagram.com/nelson_hor/
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