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「おりもの」を通して自分の身体と向き合う機会を。#しかたなくない × サラサーティ「My Body, My Self. -カラダの疑問展-」を開催

9月2日(土)〜5日(火)、原宿にて「My Body, My Self. -カラダの疑問展-」が開催されました。この展示会は、「おりもの」についての知識を広め、特に10〜20代の若い世代に向けておりものについての疑問や不安を解消し、自分の身体と向き合うきっかけを提供することを目指し、#しかたなくないプロジェクトと、サラサーティとのコラボレーションにより企画・実現されたものです。

 

昨今、「フェムテック」という言葉が一般的になり、生理や婦人科系の疾患について話しやすくなってきました。しかし、「おりもの」という女性にとって日常的な現象については、まだまだ知識やコミュニケーションの場が限られており、多くの女性が一人で悩みを抱えています。

 

 

そこで、よりよい社会に向けたアクションを展開するソーシャルプロジェクト「#しかたなくない」と日本初のおりものシートブランドであるサラサーティとのコラボレーションによって、「カラダのこと、わからないのは #しかたなくない」を合言葉に、一人で不安や悩みを抱えこんでしまいがちな「おりもの」への理解を深めてもらうことで、かけがえのない自分自身の身体と向き合い、大切な人と分かり合う機会を届けることを目指しました。

 

 

 

展覧会では、おりものの悩みが多い10〜20代の若い世代をターゲットに企画。ターゲット側と原宿が会場として選ばれたのもそのためです。実際の調査によれば、10〜20代の若い世代では、おりものについて気にする人が47.5%に上り、その需要が高まっていることが明らかになっています(サラサーティ調査より)。

 

 

企画において大切にされたのは、そのような世代に「おりもの」についてストレートに知識を提供するだけでなく、どのようにして不安に寄り添いながら悩みを解決することができるか、という視点でした。

 

SNSを通じて「カラダの疑問」を募集し、当事者のリアルな悩みや不安を展示スタイルとして採用しました。展示を通じて、おりものを含む自分のカラダに向き合う大切さを伝えるため、デザインも優しくフレンドリーなトーンで統一されました。カジュアルで肩ひじ張らない雰囲気を作り上げ、おりものに関する悩みや疑問に改めて目を向ける機会を提供しました。

 

 

展覧会では、医師の監修の下、Sakumagが編集を担当したおりものシート付きガイドブックを無料で配布し、おりものについての知識を深めるだけでなく、おりもののニオイを再現した展示や、8種類のおりものシートを組み合わせて持ち帰る「サラサーティおりものシートBar」や、実際のサラサーティの研究員に相談できるブースなどが用意されました。

 

 

 

 

情報がないせいで、自分の身体のことがわからないままになってしまうのは、『しかたなくない』こと。一人で抱えがちなおりものの悩みを少しでも解消したい、という思い の下、プロジェクトでは語やすい空間づくりを徹底し、当事者に寄り添った表現と体験を追求し続けました。

 

期間中に合計約1450人 が来場くださり、ターゲット層だけでなく、親子連れや、カップルといった様々な方たちが足を運んでくれている様子も多く見受けました。

 

参加した人からは、「どんなニオイがあるのか、たとえ文字の知識で知っていたとしても、やはり実際に体験するのとでは全く違った。」や、「おりものシートを使うことは自分の体を大切にすることなんだなと感じた。」などといった声がたくさん寄せられ、今まで知らなかった知識を得るだけでなく、おりものを通して自分の身体に目を向ける機会を提供しました。

 

 

 


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