生理用品の備品化プロジェクトをアップデート! 誰もがアクセスできる「リフレッシュポーチ」を。
カルチャー
2023.07.04
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こんにちは。
NEWPEACEでDEIBプロジェクトのアシスタントをしているAi(アイ)です。
DEIBプロジェクトでは、社内のDiversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括)、Belonging(帰属)という視点を持ちながら、新規の取り組みや管理システム・運用体制の構築とアップデートを行っています。
今回ご紹介する取り組みは生理用品についてです。
弊社オフィスのお手洗いのロッカーにてメンバーとNEWPEACEにお越しになった方が利用可能な生理用品を常備しているのですが、この度アップデートすることにしました。
これまでは女性表記のトイレ内ロッカーに、ナプキン、タンポン、デリケートゾーンシート、おりものシート三種を常備していました。
アップデートの背景
不安やハードルを感じることなく生理用品へアクセスするために
生理用品を常備してたとはいえ、女性表記のトイレのロッカーに生理に関連したグッズのみの設置している点をアップデートしたいと私たちは考えていました。
男性表記のトイレにもロッカーはあるのですが、多目的トイレにはロッカーがありません。すべてのトイレ利用者ができる限り心理的安全性を保ちながら、生理用品だけでなく衛生用品にアクセスできる環境を整える必要があると考え、執務室内の衛生用品ボックスに「リフレッシュポーチ」を置くことにしました。
また、DEIBでは「生理=シスジェンダー女性(※)」と捉えていません。全ての”女性”に月経があるわけではないし、”女性”だけに月経があるわけでもないからです。例えばトランスジェンダー女性、子宮を摘出した方、閉経した人は”生理のない人”です。また”生理のある人”の中には、トランスジェンダー男性やノンバイナリーの方、DSDの方などさまざまな方が含まれます。
(※)シスジェンダー:生まれた時に割り当てられた性別と、性自認が一致している人のこと。
心地よく働く上で必要なものは、生理用品以外にもあるはず。
例えば体臭や、口臭などは個人差が大きいものです。
夏は特に汗をかく場面も増えますし、ケアアイテムを必要としている人は多いはず!と思い、メンバー向けにアンケートを実施したところ、汗拭きシートや制汗剤などのケアアイテムへの要望の声があがりました。
そういった要望を踏まえ、リフレッシュポーチの中身を再度検討しました。そして、すべてのメンバーがそれらにいつでもアクセスできるように、執務室にある衛生用品ボックス内に、二つのポーチを設置しました。
ポーチは以前メンバーが寄付してくれたものを使用。どのアイテムを誰が使ったかわからないように、中身を含めすべてのポーチを統一にしています。
予算との兼ね合いをみながら、可能な限り動物実験の有無や環境への影響などを考慮したアイテムを選びました。また店舗で販売している商品はマイバッグを持って直接購入しに行くなど、調達方法についても自分たちに出来得る工夫をしています。
- 🆕汗拭きシート
- 🆕制汗スプレー
- 🆕あぶらとり紙
- 🆕綿棒
- 🆕マウスウォッシュ(追加予定)
- おりものシート
- おりものシート(ロング)
- ナプキン(オーガニックコットン)
- タンポン(オーガニックコットン)
- デリケートゾーンシート
マウスウォッシュ(追加予定)
個包装タイプだとゴミが増えてしまうので、タブレットタイプのものを選びました。
制汗剤
予算との兼ね合いをみながら、動物実験に対して方針を表明している企業のアイテムにしました。
「安心できるオフィス」を目指して
東京はもう夏!オフィスで働くメンバー一人ひとりが不安や困りごと、不快感を抱えずに働ける環境にしたいと思い、急いでアップデートを行いました。
DEIBプロジェクトでは定期的に社内アンケートやヒアリングを行うことを大切にしています。
今後もメンバーの声を拾いながら、多くの人が少しでも安心してオフィスで過ごすことができるようにアップデートしていきます!
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